新鮮で良質な南知多のしらすの品質を保つために、消費者へ届くまでの冷解凍を1回以内に限ることで旨味の低下を抑えた商品など、できたての品質をそのままで。
「みんながおいしく食べられる商品づくり」が “南知多しらす” の品質です。
南知多のしらすは、漁業者が水産資源と環境を大切にするため、休漁日や操業時間を徹底するなど、厳格な資源管理を続けています。加工業者も取組みに協力し、漁業者と消費者の橋渡しとして、製造内部管理体制・記録保管体制を構築しているため、認証を受けた加工業者の商品はトレーサビリティが確保され、生産段階の安全性が確保されます。【→ 公式サイトはこちら】
長い歴史に裏付けされた技術開発により冷蔵保存されたしらすは、水揚げされた後、すぐに競りにかけられます。 南知多しらすは、品質を保つため「鮮度」「形」「色」「大きさ」など熟練の目利きによる品定めも欠かせません。
その日のしらすの状態を見極め、丹念かつスピーディに洗浄します。品質維持のため塩分濃度が正確に管理された高温の釜で“しらす”を一気に茹であげます。釜揚げ後、水切りを行い、乾燥工程へ。乾燥と殺菌を同時に行うことで、より安心・安全な品質維持に努めています。
金属探知機等を使い、入念に異物除去を行っています。また機械でも除去しきれなかった異物は、熟練の職人により一匹一匹、手作業での除去作業をしていきます。膨大な量のしらすですが、機械と人間の目の両輪で品質を追求しています。
しらすとは、カタクチイワシの稚魚です。 沖合いを回遊するイワシから生まれた後、海中を漂いながら、1~2ヶ月ほどでしらすになり、潮に乗って沿岸部に近づいてきます。
しらすは、春と秋の年2回おいしい時期があります。 小ぶりながらぷりぷりした春のシラス、冬を前に水温の低下に適応して脂ののった秋のシラス、それぞれの美味しさがあり、地元の人でも好みが分かれます。
骨も含めて魚体を丸ごと摂取できるシラスは、カルシウムを始め、タウリン、トリプトファンなど栄養素が豊富で、身体にいいとされています。