お知らせ 2024年2月9日(金)

名古屋刑務所では刑務作業を募集しています

名古屋刑務所では、刑務作業を募集しています。

刑務作業は、刑法に定められている懲役刑の内容であるとともに、受刑者が改善更生し、円滑に社会復帰をするための重要な処遇方策の一つです。
令和4年3月末時点において、全国の刑務所等で約34,000人の受刑者が、木工・印刷・洋裁・金属・自動車整備・革工などの作業に従事しています。これらの作業は、その大半が民間企業からの発注によるもので、刑務作業にご協力いただいている企業は約1,800社に及んでいます。

名古屋刑務所において、木工作業では、家具等の受注生産のほか、オリジナル製品(折りたたみ椅子等)を生産し、矯正展・委託販売先等で販売しています。
印刷作業では、複写式伝票の印刷等多様な作業を、洋裁作業では柔道衣等を生地の裁断から袋詰めまで行っているほか、自動車内装部品等の裁断・縫製も行っています。
金属作業では、金属パレット等の加工・組立、プレス機による成形・穴あけ作業等を実施し、自動車の板金・塗装も行っています。

また、社会貢献作業として、令和2年度に医療用アイソレーションガウンを製作したほか、みよし市と協定を結び、近隣の公園清掃作業を実施しています。 

刑務作業の特徴

  • 提供作業…企業側から原材料(必要に応じて機械器具等の設備)を提供いただき、刑務所の工場、労働力等を利用して製品を製作し、これに要した労務賃を国にお支払いいただく方法です。
    各刑務所と製品の出来高による単価契約や時間賃金による人頭契約を締結していただきます。
  • 事業部作業(物品の製作依頼)…機械設備、原材料等を提供いただかなくても刑務作業を御利用いただけます。機械設備等は、主に国のものを利用し、原材料は、公益財団法人矯正協会(刑務作業協力事業部)が調達します。
    刑務作業協力事業部と物品売買契約を締結し、刑務作業で製作されたものを購入することになります。

刑務作業の利点

  • 敷地の購入費、工場、倉庫等の建設費がかからない
  • 経常費の節約ができる
  • 福利厚生関係経費が不要である
  • 労務管理が不要である
  • 技術指導員が配置されている
  • 情報管理が徹底されている

お問い合わせ

名古屋刑務所
住所:〒470-0208 愛知県みよし市ひばりヶ丘1-1
TEL:0561-36-2251
刑務作業について、詳しくは下記法務省ホームページをご覧ください。

この他、名古屋刑務所・愛知県就労支援事業者機構では、犯罪や非行をした人を雇用して社会復帰を支える「協力雇用主」の募集も行っています。
制度詳細は下記のパンフレットをご覧ください。

協力雇用主 制度パンフレット

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0569-63-0349 平日 8:30~17:15(土日祝休)

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